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飲み物と高麗人参
漢方薬には欠かせない高麗人参が女性からも男性からも世代を超えて人気がある理由の1つは、独特の香りがないことや無味であることです。
ですから抵抗なく飲むことができます。
高麗人参の加工はそのまま堀たてを使うか乾燥させるかのいずれかになりまず。
高麗人参は見た目よりも水分が多くみずみずしいのが特徴です。
ですから、そのままでももちろん十分栄養価が高いのですが、乾燥させれば余計な水分が抜けて濃厚になります。
これをお酒につけ込んで薬用酒のようにしていただくものがあれば、煮出して健康茶のようにしていただくものもあります。
漢方薬専門店にいくと、透明な漬け物ビンの中にそのままの姿で酒につけ込まれているのを必ずといっていいほどみかけます。
この場合は生のままつけ込まれてから常温で長期保存されています。
家庭で簡単に作りたいという人は、梅酒の感覚で作ってみてはいかがでしょうか。
乾燥人参をビンに丸ごと入れてから焼酎を注ぎ入れて完成です。
特に風邪気味の時などは芯から温めてくれます。
古代では、すり鉢ですりつぶしたものを水と一緒に飲んでいました。
西洋医薬のような薬効ではなく、人間が本来持ち合わせている自然治癒力を最大限に引き出しながら患部を癒していくというものになりますので、単に病気を治すと言うこと以上に健康を強力にサポートしてくれます。
お茶として煮出す方法も家庭で簡単に作れますので、お試しください。
カップ2杯分の水を入れた鍋に乾燥人参を2~3きれほど入れてから弱火で半分に量が減るまで、じっくりと煮詰めます。
熱いうちにお召し上がりください。
加熱しても成分が壊れにくい性質を生かしてお料理の素材として使用してみるのも良いかもしれませんね。
ガムのような形で店頭に置かれていることもありますので、無理なく体に取り込める形で生活に取り込むと良いのではないでしょうか。
あらゆる健康上の問題に対応してくれるサポニンを豊富に含んだ高麗人参は、まさにスーパー食材ですね。